改善する力

2018/09/03

変わる力
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チャールズ・ダーウィン『種の起源』
生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知的なものでもない。
最も変化に適応できる種が生き残るのだ。

良い変化でさえストレスになるもの
脳は、すでに知っていることや理解している情報を好み、知らないことを嫌います。
良い変化であれ悪い変化であれ、何かが変わった時ストレスを生じる。
変化というものはわからないことをたくさん生み出します。
人が変化を恐れるのはもともと持っていた情報が役に立たなくなった時です。

子供は変化に強い理由
良くも悪くも、子どもは総じて、大人よりも変化に応じた調整に長けています。
年をとり、脳の柔軟性が低くなっていくにつれて、それぞれの枠組みがより深く根付いていくせいで、変化に対処するのが難しくなっていくのです。

変化をアップグレードととらえる
オペレーティングシステムが進化すると、以前は機能していたアプリケーションが使えなくなることがあります。
そんな時には、変化した環境で機能できるように、新しいコードでアップデートしなければなりません。
毎日使っていた情報の変化に対処する時には、苦労がつきものです。
私たちはそれに抵抗するようにできていますが長い目で見れば、抵抗しないほうがうまくいくのです。

脳は変化を拒否するものだと意識する
転職・初対面の人に会うことなどたとえ好ましい変化でも人は変化におびえるようにできている。
その原因は新しい局面に立たされると先が予測できず、未知なる恐怖に襲われるからです。
今までの自分と変わらないことで安心感を得ようとするものなのです。
やってみるまでは不安だが、いざその世界に飛び込んでみると意外とできるもの。
恐怖は挑戦への注意を喚起するごく正常な自然なサインだと理解する。

小さな変化で脳の拒否反応を避ける
変化は恐怖を引き起こすがそれがきづかないほどの小さな変化であれば恐怖反応をへらすことができる。
目標に到達するには、どの行動を小さくすればいいのか考える。

人間には環境適応力が備わっている
人間には外界の気温の変化、人間関係や会の変化、生活の変化に対し、その環境になじみむ環境適応能力が備わっている。 たいていのことは慣れればなんとかなります。
これから新しい時代を切り開いていこうと思う人はさまざまな環境に飛び込み、環境適応能力を鍛える。
そのためにはいい意味で鈍感になる。

つべこべ言わずに流行りに乗る

 

改善する力
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素直さ→成長

反省しない人は成長できない
失敗したら他人を攻めたり自分を正当化したりすることなく、自ら間違いをみとめ学ぼうという気持ちが大切。
間違いから学ぶことができればその人は新しい世界が開ける。
間違いををおかしても何も学ばない人は、次の日も同じ間違いを繰り返す。

現状うまくいっていなければ違うことをやる
良くないと判断したらすぐ対策できるかどうかでその人の人生が大きく左右する。
ほしい結果が得られていなければアプローチを変えてみる。
それで欲しい結果が得れなかったら、またアプローチを変える。
いずれは望んでいる結果を手に入るし、その過程で多くのことを学ことができる。

やめたいけどやめられない理由
努力をしなくても、快感やメリットがすぐ確実に味わえるから。
お酒を飲めばすぐにおいしくて、気分がよくなります。
ギャンブルは、かけたその瞬間から一刻千金の夢を見せてくれます。
これらの行動した結果はすぐ確実に自分の望むもの得ることができるという特徴を持っています。

悪習慣を断ち切るポイント
・悪習慣が満たす心理的メリットを書き出してみる
・同じ心理的メリットが得られる習慣に切り替える

 

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