ケアレスミスをなくす方法

2017/03/20

ケアレスミスとは
本来であれば未然に防ぐことができるミスを、自分の不注意でミスしてしまうこと。
基本的に、物事を軽く見ていたり、余裕がない状態で取り組んでいたりと、そこにある関心度や精神状態が関係していることが多い。
もしそれが大切な仕事や試験でケアレスミスをしてしまうと、あなたの人生が大きく傾いてしまうような致命的なミスにつながりかねません。

余裕を持って取り組む
時間にも気持ち的にも余裕がなければ、焦ってしまったり、注意を怠ったりと、ケアレスミスに繋がる原因となってしまいます。
前もって終わらせる余裕を持つと自分でミスに気付くことができます。
「あと1週間あるから大丈夫」という気持ちでいるのではなく、できるだけ早めに片付けておくことで、後々の精神的な余裕に繋がり、またミスを事前に防ぐことができるため、余裕を持って取り組むことがケアレスミスをなくす方法となるのです。

記憶を頭の中だけに留めない
頭の中だけですべてのことを記憶し、計画も立てられ、スムーズに物事を進めることができれば、手っ取り早く効率の良い方法です。
しかし、その「物事」が2件3件、10件と増えていけば、必ず忘れてしまうことや、記憶違いが起きてきてしまいます。
プライドの高い人や効率を求める人、あるいは面倒くさがりな人は、このように頭で記憶することだけに頼ってしまいケアレスミスをしてしまいます。
メモを取る、随時確認する、といったワンクッション取りいれることだけでも、ケアレスミスをなくすことができる。

知ったかぶりをしない
これを明日までにやって○○さんに送って欲しいと話しているうちに相手の話を折り「分かりました」と取り掛かってしまう。
頼まれた時に、送る=メールだと認識したこと自体が間違いであり、きちんと送る手段を聞いていればミスをしなくて済む問題。
知ったかぶりをしたり、疑問に思っても相手に聞かず自分で解決してしまうと、このようなケアレスミスに繋がってしまいます。
特に仕事に慣れてきた頃や、同じような頼みごとをされたことがある場合は、このような知ったかぶりをしてしまうことがあります。
慣れているからと勝手に決めつけたりするのではなく、相手の要望や方法を理解した上で取り掛かるように注意しましょう。
知らないこと、疑問に思うこと、複数の意味を持つ言葉に対しては、詳細を聞き納得した上で取り掛かるようにすると、ケアレスミスをなくすことができる。

作業の前に確認すること
一回だけでなく、何度も確認すれば、それだけケアレスミスをしてしまう可能性を減らすことができる。
また毎日似たような作業をする場合慣れてくればミスが減るように思いますが、実はその逆で慣れてくるからこそ、ついつい気が緩んでしまうことがある。
その気の緩みが本来なら成功していたはずの作業を失敗に導いてしまう。

集中しやすい環境を作る
複数のことを同時にこなすのが苦手な人が、今取り組むべき物事以外に気を取られてしまうとミスはさらに増えてしまう。
静かな環境のほうが良いという人もいれば、多少賑やかなほうが集中できるという人もいる。その中で自身がどういった環境なら集中できるのかを考え、快適な環境作りを行ってみる。
余計な雑念を振り払い、集中することでおのずと単純なうっかりミスは減るでしょうし、最後まで気の緩むこともないでしょう。

失敗の原因を見つけて対策する
できる人とできない人の差はミスをしたときにそれを次にどのように活かせるか。
ミスの原因を知っておけば、こういったときにミスが起きやすいと分かる。
ついつい、結果や答えを急いでもとめてしまうために、些細なミスが起こってしまうので、それを予め認識しておけば問題ない。
肝心なのはその気持ちを本番の環境で思い出せるかどうか。

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