制作現場での集中力

2018/09/02

はじめに

ストレスが溜まって当たり前
ただでさえ仕事はいろいろなストレスがつきまといます。
さらにずっとパソコンに向かって仕事をしていると疲れも溜まる。
ずっと部屋にこもって仕事をしていると、健康にも良くないですし、集中力が低下してきて仕事の能率も悪いです。
ストレスが溜まっていると感じたらすっきり気分転換する。
適度にパソコンの前から離れて、太陽の光を浴びたり、ストレッチをして血行をよくしたり、散歩したりして、休憩を取るようにする。

座っている時間が長いと死亡リスクが高まる

環境を構築する

作業に集中できる環境を構築する
例えばもし目の前の課題に必要な道具がPCだけであればスマホはしまう。
開く画面もできるだけ画面いっぱいにします。
メールやその他通知も必要でないのであれば非通知にできる用意もしておく。
とにかくその作業に集中できる環境を自ら構築する。

仕事空間と生活空間を分ける
ホームオフィスを通常の生活をしている空間とは別のスペースに用意しましょう。
同じであればドアなどで仕切られた独立した部屋がいい。
生活空間との間に精神的、肉体的境界を作ります。

カーテンを開けて外から部屋の中が見えるようにする
カフェや図書館、オフィスで集中力が発揮できるのはその場所に「他者の目」があるから。
家の中に他者の目がないなら他者の目があるような状態にすればいい。
実際に見ている人がいるかはともかく、見えうるようにするだけで、適度な緊張状態を作ることができる。

デスク周りに自分の好きなグッズを置く
・写真立てやフォトフレーム
・観葉植物
・ポスターや絵画などの視覚的な刺激はインスピレーションを感じる。
・窓の側に机を配置する。

イヤホンで普段は聞かない音楽をかける
イヤホンやヘッドホンを使用することで、周りの雑音も遮断できる。
作業に集中するためにも、聞き入ってしまう音楽は避ける。
知らない音楽をかける。
モーツァルトのクラシックは人間の集中力を高める効果が高い。

時間を意識する

自分の時間は有限であることを意識する
人生には限りがある。自分の時間も有限である。
その事を意識し1分1秒を大切に使う。

制限時間をきめる
スピードを意識するとで集中力がアップする。
人間はおいこまれないと力を発揮することは難しい。

作業時間を記録する
仕事のスピードを意識するために、仕事内容ごとにタイマーで計測して、どんなタスクにどれくらいの時間を費やしているのか振り返る。
そうすることで、無駄な時間がどれくらいあるのか把握できますし、仕事のスピードを速める目標にもなります。

ご褒美

タスクが終わるごとに短時間好きな事をする
ご褒美としてタスクが一つ終わるごとに短時間だけ好きな事をする時間を自分にあたえ、集中力を高める。

楽しみな予定を入れる
仕事終わりに楽しいことが待っていればモチベーションが上がるというもの。
あまりに楽しみで仕事が手につかないこともある。

報酬を用意する
欲しいものを買う
一定時間勉強できたらスイーツを食べる

気分転換

気分転換法
気分転換の基本的なやり方は現在と違うことをおこなうこと。
時、場所、状況が変わると、その「変化」自体が気分転換になり、
息抜きの時間をつくらなくても「集中力」を継続させることができる。

違う作業を交互にして集中力を維持する
集中力が持続するのは、どんなに優れた人でも1時間。
1日中1つのことをやり続けていたら、集中力がなくなり能率が落ちます。
同じ仕事を続けるよりも、短時間で仕事を切り替えた方が飽きずに集中できることもあります。
「変化」自体が気分転換になり、息抜きの時間をつくらなくても「集中力」を常に効率的に使いこなすことができる。

空気の入れ替えをする

伸び縮みする
“伸び”のあとで身体を抱え込むようにして“縮む”ことで、さらなるリラックス効果が得られます。

食べ物
・チョコ
・コーヒー
・ガム

会話する
人と話すということはいい気分転換になりますし仕事を忘れることもできます。
自分の作品を他のデザイナー友だちに意見を聞いてみましょう。
みんなが忙しいようであれば、誰かに電話をかけてみる

散歩やお手洗いに行く
ゆっくりとわずか数分でも体を動かすことで頭の中は切り替えられる。
外に出ることで仕事を忘れることができますし新鮮な空気を吸うことでリラックスすることもできます。

シャワーで頭を冷やす
リラックスするには熱いシャワーが最適ですが、
冷水はあなたの体を刺激し、血流をスピードアップさせ、人をより機敏にします。
冷水で顔を洗うだけでも、ある程度の効果は望めます。

休憩をとる

何もしない
ほんの数分間パソコンから離れるだけで緊張やストレスから解放されます。
何もしないで頭を休める

仕事中に前向きなおサボリする
ずっとデスクワークしていると、集中力も途切れて、画面に集中できず作業効率も下がるばかり。
そんなとき約8割が、仕事中にこっそり息抜きをしているとのデータがあるらしい。
おサボリは、長時間勤務でお疲れの人々にとっては、必要不可欠な時間といえる。

その日はあきらめる
ネガティブな感情はよりネガティブな状況を呼び、負のスパイラルを呼び込むもの。
うまくかないときは思い切ってやめてみる。

環境を変える

作業ごとに場所を変えてみる
ずっと同じ場所で仕事をしているとどうしても息が詰まり集中力が欠けてしまう。
マンネリ防止や気分転換のためには場所を変えてみる。
仕事環境を変えてみると、クリエイティブな仕事やインスピレーションに、新しい刺激をもたらしてくれます。

カフェで仕事
自宅で仕事をすると今度は孤立感を味わったり、ダラダラと底なし沼のように仕事を先延ばしたりするようになります。
ざわざわとしたカフェで仕事をするのは、静まりかえった職場で仕事をするよりも集中できます。

注意

カフェイン中毒の症状

空きっ腹にカフェインで気持ち悪くなる理由
胃酸がたくさん出て酸性になっているから
適度に摂取すれば、食後の消化をスムーズにする効果が期待できます

心拍数の増加・動悸・興奮症状
カフェインは交感神経を刺激する作用があります。
交感神経は身体のエンジンをかける神経系です。
つまり拍動・血圧などを上昇させて、身体を興奮させてしまいます。
身体が興奮することは、決して悪いことではありません。
疲労や眠気を感じにくくなるため、仕事・運動のパフォーマンス向上が期待できます。
しかし過剰摂取などによって不快なほど拍動が速くなる症状や、じっと落ち着いていられないなどの症状があらわれます。

吐き気・嘔吐感
原因は、胃液の過剰分泌です。
カフェインには胃を刺激して胃液の分泌を促す作用があります。
胃液が過度に分泌されると、胃壁を溶かすことがあります。
胃に大きなダメージが加わるため、吐き気・嘔吐などの不快な症状が引き起こされます。

めまい
カフェインは交感神経を刺激することで、脳を覚醒状態に導きます。
脳の適度な活性化は、眠気解消や集中力アップにつながります。
しかし過剰に活性化すると他器官の暴走を招きやすくなり、結果めまい・頭痛などの症状があらわれやすくなります。

不眠症状
カフェインは眠気を遠ざける作用があります。
カフェインは脳の鎮静化が起こらず、眠気を感じづらくなります。
結果、慢性的に寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりする不眠症状があらわれます。

適切量
健康な成人400㎎/日
コーヒー マグカップ3杯(237ml/杯)

よい物

・常温の水
・白湯
・牛乳
・リンゴジュース
・水分やカリウム・マグネシウムを多めに摂る

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